武豊・デムーロ・和田騎手ら3名が口を揃えていったのがこの言葉。
「今年のダービー馬は?」と聞かれて「まだわからない」としながらも
ワグネリアンとダノンプレミアムの実力については認めざるを得ないということでしょう。
ただ3名とも「ダービーを獲るためには成長が必要」と言います。
かつてリオンディーズという馬がいましたが、
圧倒的な強さで2歳王者になりましたが、結局はクラシック未完。
脚元の怪我も相俟って早々に引退してしまいました。
今週のきさらぎ賞はダービーを目指す素質馬が揃った1戦となります・・・が。
★ 2勝馬は1頭だけ…しかもそれはダート馬。
今回は重賞実績馬は出ているものの、2勝馬はメイショウヒサカタ1頭だけ。
しかしメイショウヒサカタはダート馬。
ダートで早々に2勝してしまって
「使うところがなくてここへ出てきた」というのが明らかな1頭です。
「使うところがなくてここへ出てきた」というのが明らかな1頭です。
まず瞬発力勝負になりがちな京都外回りでは不要な1頭でしょう。
もっと買うべき馬は居ます。
★ 枠順が出ていない&天候不明瞭な段階ですが・・・
好走の可能性が高いのはディープインパクト産駒のカツジでしょう。
前走のデイリー杯2歳SはホープフルS(G1)2着のジャンダルムに続く2着。
朝日杯FSで4着だったケイアイノーテックに2馬身半差と力の違いを見せています。
世代上位の力がある事は間違いなく、これまでの戦績から見ても京都外回りは問題ないでしょう。
折り合いも問題なさそうなので。距離延長も問題ないでしょう。
逆に折り合い面が心配なのは・・・
★ 「時間がかかる」と言われたダノンマジェスティです。
新馬戦に騎乗した和田騎手が
「アルアインの全弟で力はあるのは間違いないけど、
あの馬は(気性に難があるから)時間がかかる」と語っていました。
デビュー戦の勝ち方が圧巻だったので、今回も期待されている方が多いと思いますが、
新馬戦のゴール後、ラチに当たりに行ったようにまだまだ気性面で幼い部分があるのは確か。
もちろんオルフェーヴルのように力でねじ伏せる競馬を期待してしまいますが、
そのオルフェーヴルも若駒のときは気性が定まらず苦労しました。
ダノンマジェスティもまだ2戦目。
過剰な期待をするのは危険かもしれません。
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