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先週の結果を反省し、新年度を丁寧に
そのために当社自身が『基本』から

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　　騎手や調教師も人間なので… 

　　　　色々事情があります 

皆様も『ヤリ・ヤラズ』と言う言葉を一度は聞いたことがるように思いますが、 “ヤリ” 勝ちたいから勝ちに行くレースをする “ヤラズ” 勝てなくてもＯＫで、むしろ勝ってしまうと困る 

　≪競走馬は機械ではありません≫ 

毎回毎回全力を出す・出せるとは限りませんし、特に「もうこのクラスで頭打ちだろう」と言う程度の能力しか持っていない馬の場合は、下手に勝って上のクラスに行くと、出走手当は出ても着賞金がもらえなくなってしまいます。

１０００万条件だととてもじゃないが、勝ち負け出来るレベルにない馬は５００万条件に留めておいて、出来れば２着、３着、そして４着や５着で御の字とばかりに賞金を稼いでもらいます。

こうすることによって、結果的に１０００万条件で出走手当だけを稼がせるよりもより多くの収入が馬主・騎手・調教師たちに入ってくることになるわけです。

とは言え、５００万条件では上手く乗ればなんとか勝てる程度の実力ならあるわけですから、メンバーレベルが相当に弱い時や、自身が絶好調の時には勝ってしまう・勝ちに届いてしまうこともあるわけです。

そういう場合は、わざと負けさせないといけませんから、最終的に騎手の騎乗ぶりに不自然さが出てくるわけです。 

例えば… 

先行できる脚があるのにわざと控える。 

もう直線に向いてるのになかなか追わない。

なぜなら、 下手に逃げて先頭に立ってしまうと(逆にいうと普段逃げない馬が逃げるときは勝ちたいことの表れで当社の戦評でも良くでてきます)後続の馬が全然来なくて、逃げきってしまうかも知れません。 逃げておきながら、直線で手綱を引っ張るわけには行きませんし、そんなことをしたら、すぐに裁決に呼ばれてしまいます。 

後ろから行く場合は、 逃げるよりも着を拾い易いですが、弱い５００万戦ならば思った以上に先行馬がバテてしまうと、間違って(笑)勝ってしまうこともあります。 

【４　１１　８　５】といったタイプの成績を残している馬をけっこうみかけますが(ラインシュナイダーとかソウルインパクトなど)、この手は“気性が悪い”とか“馬を怖がる”とか“砂を被るといやがる”といった精神的なことを理由にされることが多く、確かにその一面も否定はしませんが“勝てればそれでいいけど、別に２、３着で良い”と陣営が達観？！しているというのもあるわけです。

こうした「ヤラズ」や「勝つことにこだわっていない」ことを八百長と呼ぶ人もいるでしょうが、八百長とはまた違ったニュアンスの行為です。

ガチンコで客を騙しに来るのが『八百長』で『ヤラズ』とは陣営の側に立って考えれば、仕方のない部分も理解できますし、見抜けるからです。 

しかし、ヤラズを見抜くのは初心者にはハードルが高いことで、ある程度競馬を長くやっていても、注意して競馬に取り組んでいる人でないと難しいでしょう。

逆にいうと、ヤラズを読めるようになると、わかるようになると馬券収支に対し、大きなインパクトとなってくれるわけです。

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　　 今週から新年度の競馬です

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『ヤリ・ヤラズ』は言うに及ばず、全てのことをイチから見直し、丁寧に数字を作ってまいりますので、今週もよろしくお願い致します。 

　 “新年度ならではの当たり前” ぞんぶんにお見せするつもりですので！

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