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競走距離誤認という前代未聞のミスが起きたのは13日の新潟6レース。
2番人気のペイシャエリートに騎乗した山田敬士がコースを1周半走る2500メートルで競うレースを1000メートル少々走ったところで勝ったと勘違い。
間違いに気付いてレースに復帰したものの大差の最下位となり、即日、騎乗停止となった。
我々が推奨したレースだったので、トータルチェックだけでなく会員様にもご迷惑をおかけしてしまった訳ですが、「事件」から2週間近く経過し、次第に事の全容が見えてきました。
山田本人の言い分としては「2500のレースだとわかっていたが<何が何でも絶対逃げろ>と調教師に言われて最初のコーナーで頭空っぽになった」とのこと。
ならばなぜ、最初のゴール板を過ぎたあと流して、外に行ったのか・・・など疑問は尽きません。
本日午前10時20分からJRA本部において、この件に関する裁定委員会が開かれました。
行政手続法に基づき、次回の委員会で山田本人の弁明を聞いた上で最終的な処分が決定されます。
その時にどのような処分が下されるか確定しますが、かなり厳しい処分になることは間違いなさそうです。
さて本題に戻りましょう。
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★当社が常々申し上げている通り
東京競馬場・京都競馬場は
結果に対する能力の比重が大きい
『能力反映コース』
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もちろん馬券的に狙うかどうかは別として、頭の片隅に入れておいてほしい事があります。
今週土曜日に2週前に山田が事件を起こした新潟でダート2500mのレースが行われます。
新潟ダート2500mというかなり珍しい条件が中1週で開催されるのは異例中の異例。
距離誤認が再発しないようレース前に騎手らへ注意喚起がなされるはずで、必要以上に慎重なレース展開になるでしょう。
2週前にあの事件に巻き込まれ、能力発揮できなかった馬の巻き返しの可能性が高いです。
ただ出走希望しているメンバーが多いので、まだまだ精査の余地がありますが、「距離誤認」が残した爪痕の大きさはまだまだ瘉えることはなさそうです。
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