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ご存知の方も多いと思いますが、東京２０００ｍは外枠が不利ですので、今年は出走頭数が最大で１５頭とはいえ、明日に発表される枠順で外枠に入った馬は若干のマイナスをするという気持ちで良いと思います。

【１】昨年と今年、どっちが強いか？ 昨年も出走し、今年も出走を予定している馬が１５頭中約半分の７頭を数えます。

当社は『今年の方が強い(総体的なメンバーレベルは今年が上)』と考えております。

・ラブリーデイ 昨年より強くなっているということはないが、目に見えて落ちているともいえず相応の走りは期待できる。 ≪オッズによっては単を買っても≫

・ステファノス この馬もそう落ちてはいませんが、そもそもＧ２の馬。 

・アンビシャス 昨年より強くなっており、Ｇ１の格はあります。が、勝ち切るには『たら・れば』が多いことと、本気でここを勝ちたいのならば、なんで宝塚記念を使ったのか？という疑問があり、“人事を尽くして天命を待つとは言えない”のでは… 

・クラレント まぁ、記念出走。ここまでの走りには頭が下がります。

・エイシンヒカリ 昨年よりも強くなっています。現在レーティング世界２位というだけでなく「今年は逃げる」と戦法に迷いがないのも好感。 ただし、圧巻だったイスパーン賞も賞金額だけをいうと１５００万円ほどに過ぎないＧ１だたこと、秋の天皇賞はリベンジよりも今年もダメだったかという馬の方が多く(あのサイレンススズカも２度出走し勝てていません)、投資という観点からいえば、この馬の単勝を買うより、金額を半分なり１／３にしてラブリーデイを買った方が理にかなっているようにも思えます。 

・アドマイヤデウス 昨年の１１着は１８番枠からの出走でのもので、全く買えないというわけではありません。３着だったときに“頑張ったな”という馬ではありますが、元値自体は高い馬です。

・サトノクラウン もうちょっとＧ１を獲らせるための使い方をすれば良いのに…と思ってしまいますが、力は十分にある馬です。　

【２】昨年不出走の有力３頭は？

・モーリス 札幌記念出走時にも言いましたが、“本気で勝ちたければ札幌記念ではなく、毎日王冠では”。Ａ級マイラーなら問題なくこなせるのが東京２０００ではありますが、これもいったことがありますが『種牡馬としての価値が思っているほどない』ために、挑戦せざるを得なかったという一面をどう捉えるか？ですね。オッズに見合うかどうか？と問われたら、当社は『見合わない』に一票です。

・リアルスティール 毎日王冠を自重したのは良かったと思います。勝って不思議ない能力の持ち主ですが「もうアンビシャスのほうが強い」という声もありますので、“半信半疑というよりは三信七疑”でしょう。 

・ルージュバック 毎日王冠の勝ちっぷりをみれば天皇賞に出走するのは当然ですが、女王杯には同じキャロットのマリアライトがいますので、優先権をＧ１馬に譲ったという一面(譲らざるを得なかった)もあります。 強い馬ですが牡馬が相手のガチンコＧ１。３着だったとしたときに「頑張った」ということではないでしょうか。 

【３】関係者の方、ファンの人には申し訳ないですが… カムフィー、サトノノブレス、ヒストリカル、ヤマカツエース、ロゴタイプ これらは３着だったときに『大健闘』ではないでしょうか。 

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